モジュールを作成および管理する
モジュールはテストケースの構成要素です。これらの情報には、Tricentis Toscaがお客様のテスト中のシステムで一連の自動アクションを実行するために使用する技術情報が含まれています。
モジュールの作成および管理は Tosca Commander の Modules タブで行います。
モジュールの種類
テストケースを作成する際、以下のタイプのモジュールを使用します:
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標準サブセットで提供されるモジュール。
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スキャンによって作成するモジュール。
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Tricentisオートメーションレコーディングアシスタント(Tricentis ARA)を使用して作成するモジュール。
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手動で作成するモジュール。
Tricentis Toscaは、
Xモジュールを使用しており、テスト自動化のために Engines 3.0 を利用しています。
ベストプラクティス
まだご覧になっていない場合、ベストプラクティスのセクションをご確認ください。命名規則、モジュールサイズ、既存モジュールの更新など、モジュールに関する多くの推奨事項が掲載されています。
モジュールとの連携
各モジュールは モジュール属性で構成されています:
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標準サブセットのモジュールでは、モジュール属性はTricentis Toscaが特別な実行タスクを実行するために必要とするパラメータです。
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スキャンされたモジュールでは、スキャン中に選択したコントロールがモジュール属性となります。
モジュールからテストステップを作成すると、Tricentis Toscaはモジュール属性からテストステップ値を作成します。
テストステップ値に値を入力することで、Tricentis Toscaに対して実行する操作を指示します。
モジュールから作成したテストステップを変更するだけなので、モジュールとその技術情報は変更されません。つまり、同じモジュールを繰り返し使用し、異なるアクションを実行することができます。
たとえば、標準サブセットの OpenUrl モジュールを使用して、異なるテストケースで異なるURLを開くことが可能です。
ただし、モジュールを変更した場合、Tricentis Toscaにより、そのモジュールから作成したすべてのテストステップが自動的に更新されます。また、今後モジュールから作成するすべてのテストステッ プにも、同じ仕様が適用されます。
以下の章では、モジュールを使用する際に実行できる他の操作に関する詳細情報を提供いたします。
モジュールの特性
モジュールと モジュール属性には、2 種類のプロパティがあります:
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Xモジュールの テクニカルプロパティ
モジュールの関連コラム
Detailsタブの列には、選択されたモジュールまたはモジュール属性に関する詳細情報が含まれます。列の詳細については、 see chapter "列の追加または削除" 。