実行に関連する列

Tosca Commander 内の詳細タブおよびスクラッチブックの列には、テストの実行に関する情報が含まれています。カラム選択ツールを使用すると、列を追加・削除できます。

列「 EndTime 」を追加する

以下の章では、テストに関連する可能性のある列の概要を提供します。

アクションモード

この列には、実行時のテストステップの値の ActionMode が表示されます。

アプリケーションバージョン

ApplicationVersion 」列はExecutionListsに適用されます。

実行時のテスト中のシステムのバージョン情報が含まれています。これには、実行時のテスト対象システムのバージョンに関する情報が含まれています。Tosca Commander は、プロジェクト->設定->エンジンの下にある「 Application’s current version 」設定で指定したバージョン番号を表示します。

コメント

テストケースログのレベルでは、任意のテキストをコメントとして入力できます。

Open URL ExecutionEntryのExecutionLogへのコメント

説明

テストケースプロパティの説明を使って、テストケースに説明を追加することができます。

この説明をExecutionListに表示するには、「説明」列を追加します。

ActualLog の場合、「説明」列の値は、作成された時刻を示します。

詳細

この列では、結果が数値で表示され、セミコロンで区切られています。数値は以下の情報を提供します。

  1. 結果が「合格 」のExecutionEntriesの総和

  2. 結果が「失敗 」のExecutionEntriesの総和

  3. 結果が「表示する結果はありません 」のExecutionEntriesの総和

  4. リンク先テストケースがないExecutionEntriesの総和

  5. ExecutionEntriesの総和

詳細」列

実行中にファイルを作成した場合、 Tosca Commander は「詳細」列にこれらのファイルのパスを表示します。

画像を使用した手動テストケース

ActionMode 入力で TestStepValues のスクリーンショットを有効にした場合、詳細列には が表示されます。

  • Tricentis File Service を有効にしていない場合は、スクリーンショットのパスが表示されます。

  • Tricentis File Service を有効にしている場合は、スクリーンショットが保存されたことを示す短い確認メッセージが表示されます。

期間

期間」列には、テストステップ、ExecutionEntry 、またはExecutionListの実行に要した時間が表示されます。

Tosca Commander は、分秒単位の期間を mm:ss.fff 形式で小数第3位まで表示します。言語をドイツ語に設定している場合は、「期間」に「 mm:ss,fff 」形式を使用します。

期間を秒単位で表示する場合は、以下の手順に従ってください。

  1. 任意のExecutionListを選択し、表示メニューに移動します。

  2. ExecutionList 」をクリックし、ドロップダウンメニューから「 Show duration in seconds 」を選択します。

秒の単位で期間を表示する

実行リストのレベルの値には、直近の実行runの期間が表示されます。

終了時刻

実行の終了時刻を示します。日付形式は、プロジェクト->オプション->実行リスト->日付形式で変更できます。

ログイン情報

実行リストの ActualLog の「 Loginfo 」列には、テスト結果に関する要約情報が含まれます。

Loginfo 」列の色情報

値は実行エントリの数を示し、色はその結果を示します。

 

 

結果が「合格 」の実行済みExecutionEntries

結果が「失敗 」の実行済みExecutionEntries

結果が「表示する結果はありません 」の非実行ExecutionEntries

グレー

ワークスペースに存在しないテストケースを参照する実行エントリ

Loginfo 」列には、テストの手動実行中に追加したコメントも表示されます。

コメントを表示するには、列を展開します。

手動実行中に追加されたコメント

回復済み

この列は、実行中に実行エントリが回復を必要としたかどうかを示します。Tosca Commander は、この情報をExecutionLogレベルで表示します。

  • 値「 False 」は回復が不要だったことを示します。

  • 値「 TRUE 」は、1つ以上のテストステップに回復が必要だったことを示します。

Engines 3.0 Recovery の詳細については、 see chapter "Engines 3.0 Recovery で作業する" を参照してください。

TestcaseRevision

マルチユーザー環境で手動テストケースの作業中の場合は、「 TestcaseRevision 」列を使用できます。

リンク先のExecutionEntryのログにはテストケースの改訂番号が表示されます。チェックアウト後にテストケースを修正すると、 Tosca Commander はこの番号に修正を意味する「 M 」を追加します。

ExecutionEntry「 Sample TestCase 」のログの改訂情報

開始時刻

実行の開始時刻を表示します。日付形式は、プロジェクト->オプション->ExecutionList->日付形式で変更できます。

サマリー

この列には、テスト結果に関するサマリー情報が格納されます。

使用済みの値

テスト実行中、 Tosca Commander は、テスト中のシステムに値を転送することができます。テスト中のシステムは、これらの値を読み出しまたは検証を行います。

実行が終了すると、各ExecutionListの「 Used value 」列に、テストステップで使用した値が表示されます。例えば、動的な値を使用した場合、 Tosca Commander は実際に使用した値を表示します。

「テストケース」対「実行エントリ」: 値

Value 」列には、実行時のTestStepValueの値が表示されます。動的な値を使用した場合、 Tosca Commander は実際の値ではなく動的な値を表示します。

Tricentis Tosca がテスト中のシステムに転送した実際の値を確認する場合は、Used value 」列を追加します。