リソース表現

リソース式とは、リソースへの参照を指します。つまり、データ構造またはオープンな伝送チャネルです。

テストでリソースを使用するには、以下の手順に従ってください。

  1. リソースを読み込みます。これは、例えば、 XMLファイルを開く/ 作成モジュールや特別な実行タスクなどのモジュールを介して実行できます。

  2. モジュールから作成したテストステップでリソースにプレーンテキストの名前をアサインします。

  3. 他のテストステップでこの名前を参照するには、次の構文を使用します。

構文:

{RES[MyResource]}

リソース式を他の式と組み合わせることはできません。

以下の例では、API テストケースでリソースを使用しています。

  • モジュール「 Open /Create XML file」を使用して作成されたテストステップ「Open /Create XML 」が、 EmtpySettings.xml ファイルを「 MyResource 」という名前のリソースとして読み込みます。

    言い換えると、このテストステップを使用して、リソースに名前を割り当て、この名前がどのデータ構造を参照するかを指定します。

  • テストステップ「 Send Request 」では、リソースをUTF-8でエンコードされた文字列としてWebサービスに送信します。

  • テストステップ「 Verify Response 」は、Webサービスからの応答メッセージの値を検証します。

APIテストケースのリソース式

リソースをエンコードする

リソースのコンテンツは別の形式に変換することができます。

これを行うには、以下のいずれかのエンコーディングタイプを指定します。

  • ASCII

  • UTF7

  • UTF8

  • Unicode

  • UTF32

構文:

{RES[MyResource][encoding]}

リソースを削除する

例えば、特定のテストケースに対して特定のリソースのみを使用する場合は、リソースを削除できます。方法については、 see chapter "リソース管理" を参照してください。