Tosca Administration Console にプロジェクトを追加します。

Tosca Administration Console とその接続された機能は、QAチームが最も得意とすること、すなわちアプリケーションをリリース前に最高の状態にすることに集中できる環境を提供します。コンソールを使用すると、新しいプロジェクトからテストの行程が開始されます。

このトピックは、プロジェクトの追加を担当するユーザーを対象としたものです。ここでは、準備の際に必要なものと、プロジェクトを Tosca Administration Console に追加する方法について説明します。

開始する前に

ご自分が管理者であることを確認してください。プロジェクトを追加できるのは管理者のみとなっています。

各プロジェクトには、それぞれ独立したリポジトリが必要となります。リポジトリが準備できていることを確認してください:

  • Oracle、MS SQL Server、DB2を使用している場合:データベースの準備は完了です。

  • SQLite を使用している場合: Tosca Serverマシン上のローカルハードドライブにデータベースがあります。

接続文字列の準備

プロジェクトをリポジトリに接続するには、接続文字列が必要です。以下の点に留意するようにしてください:

  • コンソールは、リポジトリのタイプで有効な接続文字列を全て受け入れます。接続文字列の詳細情報については、次のオンラインリソースを参照してください。

  • 接続文字列で指定するユーザーは、リポジトリデータベースに対する db_owner 権限を持っている必要があります。

  • SQLiteの場合、接続文字列はTosca Serverからアクセス可能なファイルパスでなければなりません。

接続文字列について詳しい知識をお持ちでない場合にも、心配なさらないでください。プロジェクトの基本パラメーターを定義するときに、接続文字列のテンプレートをリクエストすることができます。また、コンソールでは、接続がうまくいかない場合、プロジェクトを保存することができません。問題がある場合には、すぐにわかります。

新規プロジェクトの追加

リポジトリと接続文字列ができたら、プロジェクトを ToscaAdministration Console に追加します。そのためには、以下の手順に従ってください。

  1. コンソールを開き、プロジェクトの追加を選択します。

  2. プロジェクト詳細ダイアログで、プロジェクトの基本パラメータを定義します。

    • プロジェクト名を入力してください。

    • ドロップダウンメニューからリポジトリの種類を選択します。

    • リポジトリに接続文字列を入力してください。リポジトリタイプのテンプレートを取得するには、 を選択してください。

  3. テスト接続を選択します。接続が正常に動作する場合、 Tosca Administration Console によって保存ボタンが有効になります。

  4. 保存して、コンソールにプロジェクトを追加します。

新しいプロジェクトの接続をテストし、保存ボタンを有効にします。

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プロジェクトを編集して、テストのニーズに合わせて調整します。例えば、統合のために、 Tricentis Notification Service を有効にしたり、 Tricentis File Service自動削除をオフにすることができます。

設定に問題がなければ、ユーザーグループをプロジェクトにアサインします。これにより、QAチームがプロジェクトにアクセスできるようになり、アプリケーションのリリースの準備状況をテストすることができます。