Tricentis Data Integrity をセットアップする

Tricentis Data Integrity を使用するには、 Data Integrity の有効なライセンスまたは以前のバージョンの Tosca BI ライセンスが必要です。ライセンスの詳細については、 Tricentis の販売員にお問い合わせください。

Tricentis Data Integrity は、 Tricentis Tosca の標準インストールに含まれています。

Data Integrity のソフトウェアバージョンとハードウェア要件の詳細情報については、システム要件を参照してください。

Tricentis Data Integrity をインストールする

Data Integrity を有効にすると、 Tricentis Tosca インストーラで直ちに使用できます。

これを行うには、 Tricentis Tosca Data Integrity ページでチェックボックスをオンにします。

Tricentis Data Integrity を有効にする

インストール後に Tricentis Data Integrity を有効にする

Tricentis Tosca のインストール時に Data Integrity を有効にしていない場合は、後からいつでも有効にできます。

Data Integrity を有効にするには、以下の手順に従ってください。

Tosca Commander を開きます。
「プロジェクト」->「オプション」->;「Tosca Data Integrity 」まで進みます。
「有効化」を選択します。
「適用」をクリックします。

「オプション」ダイアログで Data Integrity を有効にします。

後続のダイアログで、「 OK 」をクリックして確定します。
「 OK 」をクリックして「オプション」ダイアログを閉じます。

Tosca Commander を閉じます。再度開くと、ワークスペースに「 Data Integrity 」セクションが表示されます。

Tricentis Data Integrity を展開する

複数のマシンに Data Integrity を展開する必要がある場合は、構成で有効にすることができます。これを行うには、以下の手順に従ってください。

Tricentis Tosca の標準インストールを実行します。
%COMMANDER_HOME% にある ToscaCommander.dll.config ファイルを開きます。
「ユーザー設定」セクションで、 Tricentis.TCAddIns.VitalChecksAddIn.プロパティ.Settings に移動してます。
「有効」の値を「 True 」に設定します。

<userSettings>
    [...]
    <Tricentis.TCAddIns.DataIntegrityAddIn.Properties.Settings>
        <setting name="Enabled" serializeAs="String">
            <value>True</value>
        </setting>
    </Tricentis.TCAddIns.DataIntegrityAddIn.Properties.Settings>
</userSettings>
                                                    

データ整合性テストに使用するすべてのマシンに、修正済みの Tricentis Tosca パッケージをインストールします。

Tricentis Data Integrity 用のワークスペースをセットアップする

Data Integrity 用のワークスペースを設定するには、以下の手順に従ってください。

「 _DI Templates 」フォルダーに移動します。
Tosca Data IntegrityModules And Samples.tsu サブセットをこのフォルダーにインポートします。

このサブセットは、 %TRICENTIS_PROJECTS%ToscaCommander にあります。

「_DI Templates 」フォルダー

以下の手順に従って、データ整合性プロジェクトのプロパティを作成します。

「データ整合性テスト」または「 _DI Templates 」のフォルダ名は変更しないでください。

データ整合性プロジェクトのプロパティを作成する

DIウィザードでは、個々のプロジェクトのプロパティが必要です。

Vital Checks ウィザードとフィールドテストウィザードは、初回起動時に、これらのプロジェクトのプロパティを自動的に生成します。

プロパティが自動的に生成されるようにするには、以下の前提条件を満たしていることを確認してください。

マルチユーザーモードでは、「 Admins 」ユーザーグループのメンバーでなければなりません。
プロジェクトルート要素がチェックアウトされている必要があります。