クラスリファレンスを使用する
テストケース設計クラスを作成した後にクラスリファレンスを作成することで、作成したクラスをより活用できます。
クラスをテストシートにドラッグ&ドロップすると、 Tricentis Tosca がクラスリファレンスを作成します。これによって、そのクラスのクラス属性やインスタンスをテストシート内で使用できるようになります。
クラスの属性またはインスタンスを変更すると、 Tricentis Tosca がすべてのクラスリファレンスを自動的に更新します。逆に、クラスリファレンスに何らかの変更を加えた場合は、システムが対応するクラスを自動的に変更します。
クラスリファレンスを作成する
既存のクラスを使用してクラスリファレンスを作成します。
クラスリファレンスを作成する手順は以下の通りです。
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参照として使用したいテストケース設計クラスを選択します。Ctrl キーを押下して複数のクラスを選択することもできます。
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クラスを、ターゲットオブジェクトにドラッグ&ドロップします。ターゲットオブジェクトは別のクラス、TestSheet、あるいは属性です。
 
Tosca Commander がクラスリファレンスを作成します。クラスリファレンスは、 
アイコンで示されます。
                                                        
                                                    
Insurance テストシートにドラッグ&ドロップされたVehicle クラス
クラスリファレンスを分割する
クラス全体を変更するのではなく(部分的に)単一の属性を変更する場合など、クラスリファレンスを分割できます。これを行うには、以下の手順に従ってください。
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削除したいテストケース設計クラスの参照を右クリックします。
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コンテキストメニューから「 Resolve Class Reference 」を選択します。
 
Tricentis Tosca がクラスリファレンスを削除し、アイコンは属性アイコンに変更されます。![]()
クラスリファレンス属性を非アクティブにする
TestCase-Designクラスを、複数のTestSheetのクラスリファレンスとして使用できます。ただし、参照される属性の関連性はTestSheetごとに異なる場合があります。
関係のないクラスリファレンス属性を無効にできます。これを行うには、以下の手順に従ってください。
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カラム選択ツールを使用して、 Details ビューに Relevance 列を追加します。
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属性を有効化または無効化するクラス参照を選択します。
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対象の属性の行で、 Relevance のチェックボックスを有効または無効にします。
 
非アクティブになった属性はグレー表示され、 F11 キーで表示・非表示を切り替えることができます。
                                                        
                                                    
非アクティブになったクラスリファレンス属性 [kW]