Tricentis Tosca でSAP Solution Managerのテストコンフィギュレーションを編集する

Tricentis Tosca でテストコンフィギュレーションを開いて編集したい場合は、まず SAP Solution Manager から Tricentis Tosca を起動してテストコンフィギュレーションを同期させる必要があります。

初めてテストコンフィギュレーションを Tricentis Tosca で開いた場合、対応するTestCaseフォルダが自動的に作成されます。TestCaseフォルダーは、Test Configurationに紐づいたTest Script名を受信します。

テストコンフィギュレーションを Tricentis Tosca で同期する

SAP Solution Manager から Tricentis Tosca を起動し、テストコンフィギュレーションを同期するには、以下の手順に従ってください。

  1. SAP Solution Managerワークセンター (see chapter "SAP Solution Manager Work Center にアクセスする") を起動します。

  2. Solution Documentation オプションを選択します。

    Solution Documentation ウィンドウが開きます。

  3. Tricentis Tosca で開いて編集したいテストコンフィギュレーションのトランザクションを選択してください。

  4. 必要なテストコンフィギュレーションを選択してください。

  5. Edit をクリックして、テストコンフィギュレーションを編集モードで開いてください。

  6. ツールバーの Launch Tricentis Tosca ボタンをクリックしてください。

SAPソリューションマネージャー のLaunch Tricentis Tosca ボタン

  1. 有効になっている場合、SAPは SAP GUI Security ウィンドウを開きます。Allow をクリックして次に進みます。

    Tricentis Tosca は定義済みのワークスペースを開きます。

ワークスペースを読み込む際に、ログイン情報が必要となる場合があります。

  1. Tosca Remote Control ダイアログが、 Tricentis Tosca はテスト自動化の準備ができていることを通知します。OK をクリックして進みます。

Tricentis Tosca は、関連テストスクリプトの名前で新しいTestCaseフォルダを作成します。フォーカスが新しいTestCaseフォルダーに移ります。

TestCaseフォルダーと子フォルダーすべてが自動的にチェックアウトされ、編集可能になります。テストケースをフォルダに追加し、必要に応じて Tricentis Tosca で変更します。

またはTricentis Tosca を有効にして、必要な TestStepsを自動的に作成し、 TricentisARA (see chapter "テストケースの自動作成を有効にする") を起動することもできます。

テストコンフィギュレーションパラメータでSAPシステム情報を確認します

テストコンフィギュレーションを Tricentis Tosca で初めて起動すると、 Tricentis Tosca がSAPシステムの情報をテストコンフィギュレーションパラメータ形式でTestcaseフォルダに自動的に保存します。実行可能ファイルから割り当てられた情報は、次のテスト構成パラメータに自動的に転送されます。

  • Client

  • SID

  • SystemDataContainer

  • UserID

SAPから転送されたテスト構成パラメータ

新たに作成されたTestCaseフォルダで、 Properties タブに切り替えてシステム情報を検証します。

SAP Solution Manager に戻る

TestCaseフォルダの編集とTestCaseの追加が終了した場合、 Tricentis Tosca は SAP Solution Manager に戻るための次の3つのオプションを表示します。

プロジェクトルート要素を右クリックし、コンテキストメニューから Resume Remote Control を選択します。Tricentis Tosca は、次の各オプションを表示します。

  • Save and go to SAP Solution Manager

    変更が Tricentis Tosca と SAP Solution Manager に保存され、すべてのオブジェクトがチェックインされます。フォーカスは SAP Solution Manager に移ります。

  • 保存をし、Toscaを続行します。

    変更が Tricentis Tosca と SAP Solution Manager に保存され、すべてのオブジェクトがチェックインされます。テストスクリプトとその親フォルダが再度チェックアウトされます。フォーカスは Tricentis Tosca にそのまま残ります。

  • Go to SAP Solution Manager without Save

    フォーカスが SAP Solution Manager に移ります。Tricentis Tosca は変更されずに開いた状態のままになります。保存もチェックインも一切されない。

フォーカスが SAP Solution Manager に移ったら、 Test Configuration ウィンドウの Refresh をクリックして SAP Solution Manager を再度読み込みます。