仮想フォルダからレポートを作成する

レポート定義データセット定義デザイナー定義をレポートの仮想フォルダから自動的に作成できます。その際、レポートに使用されるオブジェクトタイプは、仮想フォルダの親オブジェクトからコピーされます。TQLクエリとソート機能は、仮想フォルダから移動します。レポートには、仮想フォルダのTQLクエリの結果が表示されます。

前提条件

仮想フォルダからレポートを作成するには、仮想フォルダのプロパティにあるクエリDefaultColumns に値が入力されている必要があります。

ColumnChooser で列を追加、削除、移転すると、Tricentis Toscaが DefaultColumnsを自動的に入力します。システムは DefaultColumns のプロパティで指定した列名や列幅もすべてレポートに転送します。

DefaultColumns の値は次のとおりに指定します:

<Column name 1>:<Column width>;<Column name 2>:<Column width>

DefaultColumns のプロパティで幅を変更すると、詳細タブの関連する列幅が変更されます。

仮想フォルダ DefaultColumns プロパティ

クエリプロパティを追加するには、 アイコンをクリックして、TQLクエリに入力のウィンドウを開いてください。TQLクエリを入力してOKを押します。

クエリのプロパティ

レポートを作成する

仮想フォルダからレポートを作成するには、以下の手順に従ってください:

  1. 仮想フォルダを右クリックして を選択し、ミニツールバーから仮想フォルダからレポートを作成します。

    Toscaが Reporting フォルダ下に GeneratedReports フォルダを自動的に作成します。このフォルダーには、 レポートの定義データセットの定義、そして デザイナーの定義が含まれています。

  2. レポートをデザインするには レポートの定義を右クリックして からレポートをデザイン...をコンテキストメニューから選択します。

  3. レポートを印刷するには GeneratedReports フォルダーを右クリックしレポートの印刷...をコンテキストメニューから選択する。GeneratedReports フォルダに複数のレポート定義が含まれている場合は、レポートを印刷する定義を選択します。

    レポートを印刷...オプションは、 GeneratedReports フォルダが作成されるとすぐに使用できます。

  4. プリントのオプションウィンドウが開きます。必要な印刷オプションを選択し、開始をクリックしてレポートを印刷します。