設定を編集する
Tosca OSV Monitorで OSV 設定を直接編集することができます。
「 Settings 」タブを開くには、「Environment」->「Environment Settings」に移動します。
「 Settings 」タブは以下の要素で構成されています。
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データベースのパージ、ログのエクスポート、アーカイブ済みログのインポート を行う「Purge」/「Export」/「Import」セクション
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フォールバックモードの設定 を行う「Fallback Mode 」セクション
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検証およびログ記録の無効化 を行う「Settings 」セクション
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スキーマファイルのアップロード を行う「XSD Files 」タブ
「Settings 」タブ
データベースのパージを行います
環境ログ、メッセージログログ、完了したシナリオログ、および記録されたメッセージをデータベースからパージできます。
これを行うには、「 Purge 」をクリックします。
ログをエクスポートする
ログをアーカイブファイルとしてエクスポートできます。これを行うには、以下の手順に従ってください。
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「 Export 」をクリックします。
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後続のダイアログで、ファイルの保存先を選択し、「 Save 」をクリックします。
ログをインポートする
以前エクスポートしたアーカイブファイルをインポートできます。これを行うには、以下の手順に従ってください。
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「 Import 」をクリックします。
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後続のダイアログで、ファイルを選択し、「 Open 」をクリックします。
フォールバックモードを設定する
フォールバックモードは、サービスが利用できないか、エラーで応答した場合に起動します。このモードでは、 OSV は、適切なシナリオが見つかった場合、代わりに仮想応答を送信します
フォールバックモードを有効にし、設定するためには以下の手順に従ってください。
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フォールバックモードを有効にするには、「 Enabled 」の隣にあるチェックボックスを有効にします。
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フォールバックモードをトリガーする「Status Code 」を指定します。ステータスコード番号をセミコロンで区切った文字列として入力します(例: 400;500)。
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「 Timeout (ms) 」フィールドに、 OSV がサービスからの応答を待機する時間を指定します。フォールバックモードが開始されるまでに、どのくらいの時間待つかを設定してください。ミリ秒単位で時間を入力します(例: 3000)。
検証およびログ記録を無効化する
検証とログ記録はデフォルトで有効になっています。これらの設定は要望に応じて無効にすることができます。
検証を無効にすると、 OSV はスキーマに対してメッセージを検証しません。
ログ記録を無効にすると、 Tosca OSV Monitor は対応するログで情報を保存しなくなります。これはパフォーマンスの改善に役立ちます。例えば、負荷テストで非常に多くのメッセージを含むシナリオを実行する場合、各メッセージのログを作成しないように、メッセージのログ記録を無効にできます。
検証とログ記録を無効にするには、それぞれのチェックボックスを無効にします。
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ログ記録を無効にした場合でも、該当するログには失敗した実行がデフォルトで表示されます。 |
スキーマファイルをアップロードする
XSDスキーマファイルをアップロードして、メッセージの検証を行うことができます。これを行うには、以下の手順に従ってください。
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「 XSD Files」のタブに移動し、「Upload Schema Files 」をクリックします。
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表示される「 Open 」ダイアログで、ファイルを選択し、「 Open 」をクリックして環境にアップロードします。
このスキーマに対してメッセージを検証するには、「 Settings 」タブで検証を有効にする必要があります。
アップロードされたXSDファイルを削除または更新するには、そのファイルを右クリックして、コンテキストメニューから「 Delete 」または「 Refresh 」を選択します。
「 XSD Files 」タブ のスキーマファイル