環境ログの表示

環境ログには、環境内のすべてのテストアクティビティに関する情報が含まれます。例えば、ログを確認することで、環境がいつ開始または停止されたか、またはどのシナリオとメッセージが処理されたかを知ることができます。

確認できるログについて

デフォルトでは、 OSV は、環境内のすべてのアクティビティのログを直ちに作成します。

ただし、パフォーマンスを向上する必要がある場合は、特定のログまたはすべてのログを無効にすることができます。例えば、非常に多くのメッセージを含むシナリオを実行する場合、 OSV は各メッセージのログエントリを作成する時間が必要となります。これを避けるには、メッセージログを無効にします。

ログビューには、 OSV に作成を許可したログのみが表示されます。特定のログまたはすべてのログを無効にすると、 OSV は情報を保存しません。

ログへのアクセス

OSV Web UI で環境のログを確認するには、以下の手順に従います:

  1. 環境タイルの上で、環境名をクリックしてください。

  1. ログのタブをクリックします。

または、環境タイルのどこかをクリックして開き、ログタブをクリックします。

ログビュー

環境ログを読む

ログビューには、この環境で実行されたすべてのテスト アクティビティのリストが表示されます。

テストアクティビティの結果に問題がある場合は、ログの項目は以下のようにマークされます:

  • 警告:テストアクティビティが成功しなかったことを示します。例えば、どのシナリオとも一致せず、 OSV がメッセージを転送できなかった場合などです。

  • エラー:解決すべき問題があることを示します。例えば、存在しないサービスポートを使おうとした場合などがあげられます。

ログエントリの右側にある矢印は、追加情報があることを意味します。矢印をクリックすると詳細が表示されます。

特定情報のフィルタリング

ログ内の特定の情報の検索を高速化するために、ログをフィルタリングすることができます。

上部のフィルターバーを使って、お探しのものを指定します:

  • タイプ: ドロップダウンから1つまたは複数のログタイプを選択してフィルタリングします。(例:警告エラー

  • 時間:カレンダーから日付を選択し、特定の期間のログをフィルタリングします。

  • :フィールドに入力して、特定の説明を持つログをフィルタリングします(例:シナリオ開始

  • メッセージ:フィールドに入力してメッセージ名をフィルタリングします。

  • シナリオ: フィールドに入力してシナリオ名をフィルタリングします。

  • 識別子:フィールドに入力して、 OSV Host がシナリオを開始または再開するための識別子として使用するメッセージ要素をフィルタリングします。

  • テスター:フィールドに入力して、テストアクティビティを実行したテスター名をフィルタリングします。

メッセージログ を読む

ログビューの右側に、メッセージログが表示されます。OSV が送受信したすべてのメッセージが表示されます。

メッセージログには以下の情報が含まれます:

  • メッセージ名

  • OSV がメッセージを送受信した日時

  • OSV がメッセージの送受信に使用したサービスポート