OSV シナリオの概要

通常、サービスが利用できない場合、テスト活動はブロックされます。Tosca OSV では、実際のサービスを使って通信しなくても、シナリオを使用することができます。これにより、サービスが利用できない場合でもテストを継続することができます。

OSV シナリオは以下の2点を定義します。

  • テスト中のシステム(SUT)と OSV の間で送信される受信メッセージと送信メッセージの順序。

  • これらのリクエストおよび応答メッセージの内容、つまりペイロードです。

OSV Scenarioの構造

Tosca Commander では、 OSV シナリオはテストケースのように構築されます。:

Tosca CommanderOSV シナリオ

OSV Senarios フォルダには以下の要素が含まれています。

アイコン

名前

説明

シナリオ

OSV シナリオ

XTestStep

OSV シナリオは、次の2種類の XTestStepで構成されます。

  • リクエストメッセージ

  • 応答メッセージ

Generated XTestStepValues

ユーザーが操縦できるモジュールの属性

Initial XTestStepValues

設定されているが、メッセージでは使用されていないモジュールの属性

はじめに

以下のアクションの実行方法については、以下の章を参照してください。