XPath式によるXML要素の選択

テストケースで DotNet XPath式を使用することで、XMLリソース内の要素を選択できます。

モジュールで XPath 式を定義して、XMLファイルのノードを制限します。

XPath式の定義方法についてのより詳細なドキュメントはこちらをクリックしてご覧ください。

XPath式では、ノードまたは属性の値はシングルクォートで指定する必要があることに注意してください。

XPath 式の特殊文字はリーディングエスケープ文字で指定する必要があります。

テストケースの XPath式

Evaluate XPath モジュールを使用すると、XPath式を評価し、その結果を検証あるいはバッファリングすることができます。

このモジュールは標準サブセットの一部です。「Standard modules」->「Engines」->「XML」内にあります。

リソース「 xmlResource 」に読み込まれた books.xml ファイルの内容を検証する必要があります。「 XPath Expression 」に指定されたXPath式が解析され、「 Evaluation Result 」で指定された値と比較されます。

システムは、 books.xml ファイル内で id'bk002'book 要素について、ノード author の値が poet であるかどうか検証します。

例: 一意な値を持つXPathの評価

リソース「 xmlResourceToVerify 」に読み込まれた books.xml ファイルの内容を検証する必要があります。「 XPath Expression 」に指定されたXPath式が解析され、「 Evaluation Result 」で指定された値と比較されます。システムは、 books.xml ファイル内に book エントリが2つ存在するかどうかを検証します。

例:XPathの評価

XPath式を使用してモジュール内の XMLノードを制限する方法

XMLドキュメントおよび XML要素レベルでXPath式を定義することで、XMLファイルのノードを制限することができます。

  1. 対応するモジュール属性の詳細ビューに移動し、遷移パラメータ「 XPath 」を手動で作成します。XPath式を値として入力します。

    XML要素を返すXPath式はすべて有効です。count関数など、その他のXPath式を使用する場合は、XModuleの章 chapter "テストケースの XPath式" を参照してください。

  2. 設定パラメータ「 Transition 」を手動で作成し、このパラメータに値「 XPathToXmlElement 」を設定します。

XPath - パラメータ