比較レポートを作成する

比較レポートでは、行ごとの比較からレポートの詳細情報を保存することができます。データはローカルのデータベースファイルに保存され、データ整合性レポートビューアで閲覧することができます。レポートを他の人と共有するには、データベースファイルとレポートビューアを共有します。

比較レポートを作成する

レポートを作成するには、「General Options」 -> 「Reporting」の順に進み、「完全な行ごとの比較モジュール」で名前と内容を指定します。XTestStepValuesを以下の表のように指定します:

価値

説明

オプション

レポートパス

比較レポートのフルパスとファイル名、またはファイルパスのみを指定します。

ファイルパスのみを指定した場合、データ整合性は、 TestResultReport_yyyyMMdd-HHmmss という形式でデフォルトのファイル名を生成します。

例えば、 C:\temp または C:\temp\ というファイルパスを指定すると、データ整合性は、 C:\temp\TestResultReport_yyyyMMdd-HHmmss レポートファイルを生成します。

X

不一致なターゲット行をエクスポート

以下のエクスポートオプションのいずれかを選択します。

  • すべての不一致のターゲット行をエラーレポートに含める場合は、TRUE

  • ターゲットにソースよりも多くの行が含まれ、ターゲットですべてのソース行のみを見つけたい場合は False

ターゲットに不一致の行が多数含まれている場合、すべての行をエクスポートする必要があるため、パフォーマンスに影響する可能性があります。

X

一致したデータをエクスポート

以下のエクスポートオプションのいずれかを選択します。

  • すべての一致したデータをレポートにログするには、TRUE

  • 一致したデータをエクスポートしない場合はFalse

Tricentis は、パフォーマンスに悪影響を及ぼす、全一致データのロギングを推奨していません。

X

例:エラーレポートを作成する

この例では、以下の仕様でエラーレポートを作成します:

  • データ整合性によって実行がキャンセルされるまでのエラー数は、最大100となっています。

  • レポートを C:\Test\ResultsFile.db に保存します。データはSQLiteデータベースに保存されます。

  • 一致しないターゲット行をエクスポートします。

  • すべての一致したデータをレポートに記録しないため、パフォーマンスが向上します。

エラーレポートを作成する「完全な行ごとの比較」テストケース

次のステップ

テストケースを実行したら、データ整合性レポートビューアでレポートを確認できます。