レポートビューア を使用する

レポートビューアを使用すると、ブラウザを使用せずに、エラーデータを含むSQLiteデータベースをマシン上で直接開くことができます。また、重要なデータをすばやく見つけられる検索オプションやフィルターオプションもあります。

QAチームやビジネスチームの他のメンバーと連携する場合に、レポートを共有することができます。

レポートビューア を入手する

レポートビューアTricentis Toscaのインストールに含まれています。デフォルトインストール後、実行ファイル Tricentis.DataIntegrity.Report.Viewer.exe%TRICENTIS_DI_HOME%\tools に保存されます。

レポートを開く

エラーレポートを作成したら、それをレポートビューアで開くことができます。これを行うには、以下の手順に従ってください。

  1. レポートビューアを開くには、 %TRICENTIS_DI_HOME%\tools に移動し、ファイル Tricentis.DataIntegrity.Report.Viewer.exe を実行します。

  2. これで、レポートビューアが開きます。特定のレポートを開くには、以下のオプションのいずれかを選択します。

    • SQLiteファイルレポートをドラッグ&ドロップします。

    • ブラウズ」をクリックして、マシン上のファイルをブラウズします。

これにより、レポートの「概要」ページが開きます。このページには比較結果、処理されたデータとエラーの概要、ソースとターゲットの説明が表示されます。

データ整合性レポートビューアには、成功した比較レポートが表示されます。

成功した比較のレポートが表示されるレポートビューア

レポートビューア を操作する

レポートビューアでは、さまざまな基準で比較結果を並べ替えることができます。どのタブが表示されるかは、比較結果とテストケースで指定した内容によって異なります。

特定の情報を表示するには、レポートビューアの上部にあるタブをクリックします。

  • 差異:ソースとターゲットの両方に存在する行の概要を表示します。

  • ソース内のみ:ソースのみに存在する行を表示します。

  • ターゲット内のみ:ターゲットのみに存在する行を表示します。

  • ソースで無効:処理できなかったソース行を表示します。

  • ターゲットで無効:処理できなかったターゲット行を表示します。

  • 一致:ソースとターゲットで一致するすべての行をチェックします。

レポートを変更する

結果を確認し、レポートをフィルタリングするには、レポートビューアの以下の機能を使用します。

  • 表示する列を選択するには、「列の可視性」をクリックします。

  • 差異のある列のみを表示」を選択すると、差異のある列のみが表示されます。

  • コンテンツ検索」フィールドに検索クエリを入力すると、結果内のデータが強調表示されます。

  • 並べ替えやフィルタリングを行うには、各列の右上隅にある「 メニュー」アイコンをクリックします。複数の列のフィルターを組み合わせると、結果を絞り込むことができます。

  • 1ページに表示するレコード数を指定するには、データテーブルの下にある「レコードを表示」フィールドを使用します。

  • ページを移動するには、データテーブルの下にある「前へ」、いずれかの数字、または「次へ」をクリックします。

  • 終了」アイコンをクリックすると、スタートページに戻り、別のレポートを選択して表示することができます。

データ整合性レポートビューアでは、検索、並べ替え、フィルター、エクスポートのオプションを使用します。

レポートビューアの検索、並べ替え、フィルタリングのオプション

レポートを共有する

レポートビューアは、データの完全性に関する重要な洞察を提供します。QAチームやビジネスチームの他の人と調整したい場合は、この情報を共有することができます。

そのためには、以下のファイルをチームに転送してください。

または、HTMLレポートをエクスポートすることもできます。

レポートをエクスポートする

データベースや実行ファイルを転送することなく、他の人とデータを共有したい場合などにおいては、レポートをエクスポートすることができます。または、独自のレポートツールで結果を処理したい場合にレポートをエクスポートできます。

次のステップは、何をするかによって異なります。