Inner Valueを使用する
Inner Valueは、テストケース設計セクションでリスクの重み付けに使用されます。リスクベース・アプローチを使用することで、すべてのテストケース、 そしてテスト全体のステータスに対して、個々のテストケースが与える貢献度について、有意義な評価を行うことができます。
Tricentis Tosca は、インスタンスの位置に基づいてInner Valueを計算します。
Inner Valueを有効化する
テストケース設計でリスクの重み付けをし、テストカバレッジを計算するために、OptionsダイアログでInner Valueを有効にする必要があります。このためには Project -> Options -> TestCase-Design を選択し、 Inner Values enabled を選択します。
Options ダイアログでInner Valueを有効化する
Inner Valueの列
Tricentis Tosca のテストケース設計セクションには、Inner Valueに関連する列がいくつかあり、それらのすべてが重み付けとリスク計算に関係があります。これらの列はカラム選択ツールを使用して、Detailsビューで追加または削除をすることができます。
Inner Values(%)列
Tricentis Tosca は、インスタンスの位置に基づいてInner Valueを計算します。例えば、 StraightThrough インスタンスは、失敗した場合のビジネスリスクが高いため、他のインスタンスよりもウエイトが高いと評価されます。Inner Valueは、リスクベース・アプローチでテストケースを構築するときに便利です。
Weight 列
Weight 列は、属性またはインスタンスを、同じテストシートレベルの他の属性またはインスタンスと比較した場合の重要度を示します。
ウェイトをマニュアルで変更するには、該当する Weight 入力フィールドをクリックし、新しいウェイトを入力します。
テストケース設計セクションのウェイトをマニュアルで変更した場合、要件セクションのウェイトも更新する必要があります。そのためには、 Requirements ダイナミックメニューを使用して、 Requirement レベルで Update Weights を選択します。更新されたウェイトは Weight 列に表示されます。
要件セクションのウエイトを更新します。
Relative Weight(%)列
このウェイトは、子オブジェクトの合計が100%になるように、親オブジェクトインスタンスまたは 属性に対して相対的に計算されます。
Contribution(%)列
貢献度の列は、各インスタンスまたは属性が、テストシート全体に対してどれだけの貢献をしているかを、パーセンテージで計算したものです。
ウェイトの更新
テストシートのウェイトをマニュアルで変更した場合は、インスタンスのウェイトを更新して、トリガーの変更に基づいて再計算を行ってください。これを行うには、テストシートを右クリックし、コンテキストメニューから Update instance weights を選択します。
インスタンスウエイトを更新する
WeightLackをリセットする
WeightLack は、未使用のインスタンスが貢献度計算に含まれた場合、テストシート貢献度(%)にどれだけの影響を与えるかを示す値です。WeightLack のリセットはこの値を受け入れ、テストケースの寄与を1に正規化します。
WeightLackをリセットするには、テストシートまたはテストケース設計クラスを右クリックし、コンテキストメニューからReset WeightLack を選択します。
WeightLackをリセットする