MSMQメッセージを実行する
Tricentis Tosca API Scan では、 Microsoft Message Queuing(MSMQ)接続を使用してメッセージを実行することができます。MSMQキューは、1人(または複数)の送信者から送信されたメッセージ、1人(または複数)の受信者が読むメッセージを一時的に格納します。これにより、システムのうちの1つがオフラインになっている場合などに、別のシステムは独立して通信することができます。
メッセージを読み取るか送信するか、つまり、MSMQキューからメッセージをプルするか、MSMQキューにメッセージをプッシュするかを選択できます。
API Scan でMSMQ メッセージを実行した後、 Tosca Commander にそれらをエクスポートし、メッセージ情報を使用して Module Attributesを定義し、その値を確認することができます。
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MSMQメッセージを API Scan から OSV に直接エクスポートすることはできません。OSV にアップロードする前に、まず Tosca Commander にエクスポートし、適切な ActionMode を手動で設定する必要があります。 |
キューメッセージの操作例については、 see chapter "例: キューのメッセージの処理" 。
メッセージをプルする
MSMQキューからメッセージをプルするには、以下の手順に従ってください。
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URIまたはファイルからメッセージを作成するか、新しいメッセージを作成します。
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「 接続」ドロップダウンメニューでMSMQ 接続を選択します。
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「 アクション」ドロップダウンメニューで「プル」を選択します。
「 接続」と「アクション 」を選択する
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キューから特定のメッセージのみをプルするために、任意でフィルターを指定することができます。これを行うには、「セレクタ」フィールドにMessageIDなどのMSMQメッセージの詳細を入力します。
Selectorで指定しないと、キューにあるメッセージを順番に受信します。フィルター条件に一致するメッセージが複数ある場合は、キューにある最初にマッチングしたメッセージを受け取ります。
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API Scan のメニューで「
実行」をクリックして、キューからメッセージをプルします。
プルメッセージのレスポンス
応答メッセージのヘッダにはメッセージIDなど追加情報が含まれています。「 ヘッダー」セクションは、デフォルトでは折りたたまれています。
ヘッダーリストを表示するには、メッセージセクションの右側にある
矢印アイコンをクリックします。
メッセージをプッシュする
メッセージをMSMQキューにプッシュするには、以下の手順に従ってください。
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URIまたはファイルからメッセージを作成するか、新しいメッセージを作成します。
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「 接続」ドロップダウンメニューでMSMQ 接続を選択します。
「 接続」と「アクション 」を選択する
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「 アクション」ドロップダウンメニューで「プッシュ」を選択します。
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「 API Scan 」メニューの「
実行」をクリックして、メッセージをキューにプッシュします。
応答には、MSMQブローカーがメッセージをキューに正常にプッシュしたかどうかが示されます。
応答を格納(プッシュ)する