タイミング

標準サブセットのフォルダー TBox Automation Tools->Timing には、以下のModulesが含まれております。

TBox Start TimerTBox Stop Timer

TBox Start Timer モジュールと TBox Stop Timer モジュールを使用して実行時間を測定します。

異なる名前の複数のタイマーを任意の順序で設定できます。ただし、タイマーの開始と停止は、同じテストケース内で行う必要があります。

この機能を使用して、複数のテストケースにまたがって時間を測定することはできません。

TBox Start Timer

このモジュールはタイマーを開始します。これには、以下のモジュール属性があります。

ModuleAttribute

説明

ID

タイマーの名前。

TBox Stop Timer

このモジュールはタイマーを停止します。実行後は、 ExecutionEntryの Loginfo カラムで結果を確認できます。さらに、 Tricentis Tosca は、結果をバッファにタイマーの名前で保存します。

TBox Stop Timer モジュールには、以下のモジュール属性があります。

モジュール属性

説明

ID

停止したいタイマーの名前。

最大持続時間

実際のタイマーの結果と予想される結果を比較することができます。

予想される結果をミリ秒単位で値列に入力し、ActionModeの検証を使用します。 

この例では、 Tricentis Tosca で、次のアクションを実行します。

  • Timer1 というタイマーを開始します。

  • Example TestStep1Example TestStep2 を実行します。

  • Timer1 のタイマーを開始します。

  • 実行に 2000 ミリ秒以上長くかかっていないことを検証します。

実行時間

TBox Wait

場合によっては、テストケースやテストステップの間に遅延が必要になることがあります。例えば、読み込みに時間を要するWebアプリケーションを開く場合。

モジュール TBox Wait を使用することで、任意のポイントで待機時間を指定することができます。テストに待機時間を追加する方法についての詳細は、チェックアウトし、 "ベストプラクティス|テストケース|待ち時間" をご覧ください。

TBox Wait Moduleには、以下のModuleAttributeがあります。

モジュール属性

説明

Duration

Tricentis Tosca にテストステップまたはテストケース間で待機させたい時間をミリ秒単位で指定します。

この例では、 Tricentis Tosca5000 ミリ秒待ってから次のテストステップに進みます。

待ち時間の定義