仮想化タブを使用する

仮想化タブは、 Tosca Commander 内のテクニカルビューの一部です。

これを開くには、モジュールを選択し、テクニカルビューに移動して「 Virtualization 」をクリックします。

仮想化タブ

仮想化タブには以下のオプションがあります。

オプション

説明

トランスポート

HTTPヘッダーなど、メッセージの転送に関連する情報を定義します。

転送の種類は、メッセージで使用されるサービスポートによって異なります。

方向性

メッセージの方向を定義します:

  • In: Tosca OSV へのメッセージ

  • Out: クライアントへのメッセージ

デフォルトでは、リクエストメッセージは In 、応答メッセージは Out です。

サービスポート

メッセージを送受信するサービスポートを指定します。

ここで指定する名前は、 OSV Monitor で指定したものと同じでなければなりません。

カウンター

シナリオ内でメッセージが使用される回数を定義します。同じモジュールを何度も再利用する代わりに、カウンターを設定することができます。

  • 受信メッセージ: 受信メッセージを受信する回数。

  • 送信メッセージ: 送信メッセージを送信する回数。

検証

メッセージ構造体の検証モードを指定します。

  • Normal: 受信メッセージは、指定したメッセージ要素を含んでいなければなりませんが、追加の要素を持つこともできます。

  • Strict: 受信メッセージには、指定したメッセージ要素のみが含まれている必要があります。

重量

メッセージの重量を指定します。メッセージが複数のシナリオに割り当てられる可能性がある場合、システムは最も重みのあるシナリオに割り当てます。デフォルト値0 です。

スケジュール

送信メッセージの遅延を指定します。秒単位の遅延を示す正の整数を入力できます(例: 4)。

また、絶対値を入力することもできます:

  • UTC(=GMT)での時刻(例: 18:00

  • 特定の日付(例: {DATE[2011-09-03][][]}

  • 以前のメッセージ(バッファ)の特定の日付(例: {DATE[{B[SettlementDate]}][][])

  • 動的な日付/時刻表現(例: {DATE[{B[TradingDate]}][+1d+10h][]

応答メッセージをミリ秒単位で遅延させるには、応答時間に時間を追加します(see chapter "応答時間を増やす")。