ベストプラクティス | TestCases | 進捗状況
すべてのTestCaseには TestCaseWorkState というプロパティがあり、進捗状況の追跡にできる限り使用することが推奨されています。特にチーム環境では。
                                                                 
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                                                                 プロジェクトに実行前承認を使用している場合、 TestCaseWorkState を変更することはできません。テストケースが承認プロセスのどの段階にあるかに応じて、Toscaが自動的にこれを実行します。  | 
                                                        
それが重要な理由を理解する
進捗状況を把握することは、いくつかの理由から非常に重要です。
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進捗状況がチーム内で可視化されるため、取り組みの整理、優先順位付け、レポートが行えます。
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Requirements にテストカバレッジが正しく表示されているか確認できます。すべての TestCaseWorkState プロパティ値は、対応するカバレッジにパーセンテージ表示されます。プロジェクトの状況を確認すれば、最大のビジネスリスクに対処するためのテストの進捗がわかります。
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特に、フォルダー構造が複雑なプロジェクトでは、未完了の項目を容易に追跡できます。Toscaの TQL検索機能を使用して特定の状態のTestCaseを見つけることができます。たとえば、これから設計が必要な新しいTestCaseをすべて見つけるには、検索クエリ =>SUBPARTS:TestCase[TestCaseWorkState=="PLANNED" ]を使用します。
 
進捗状況の確認
すべての新しい TestCaseは、TestCaseWorkState が PLANNED と表示されています。プロパティの値を変更しながら進めてください。
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TestCaseでの作業を開始する時は IN_WORK に変更してください。
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完了したら COMPLETED に変更します。通常は、TestCaseが ExecutionList にある大きなテストセットの一部となりえると完了です。
 
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