テーブルステアリングの例
以下の例は、簡単な個人情報を含む以下のテーブルを参照しています。最後の行にはデータがなく、この行の各セルにはテキストボックスが埋め込まれています。
個人データを含むテーブル
テーブルステアリングの詳細情報は see chapter "テーブル" をご覧ください。
例1- 固定位置で行を選択する場合
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表では、行「 3 」が選択されています。ここでは、この行の「姓」の列に「Jones 」という値が存在するかどうかを確認します。
セルの値の検証 プロパティ 「テキスト」を用いてセル値を確認することもできます。:
「 テキスト 」プロパティを使ったセル値の検証 |
例2- 特定のセルの値を使用して行を選択します。
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「 Julia 」という値を含む「ファーストネーム」という属性と、「 Jones 」という値を含む「姓」という属性を持つ行が、表で検索されます。これらの値を含む行で、エンジンは「 9/26/1977 」という値を含む 「誕生日」の 属性が存在するかどうかを調べます。
値の検証 |
例3- 値による行の選択
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値「 10/5/1966 」を含むセルをテーブルで検索する必要があります。この値を含む行では、「ファーストネーム 」属性に値「 Jane 」が含まれているかどうか、「姓 」属性に値「 Miller 」が含まれているかどうかがエンジンによって検証されます。
値の検証 |
例4- 複数の等しいエントリがある場合に、特定の行を選択します。
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この表では、「 Peter 」という値を含む「ファーストネーム」という属性と、「 Smith 」という値を含む「姓」という属性を持つ2行目が検索されます。選択には値「 #2 」を入力する必要があります。この行では、エンジンが 属性「誕生日」が値「 1/3/1901 」を持つかどうかを確認する必要があります。
値の検証2 |
例5 - インデックスによるセルの選択
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表で、2つ目のセルに「 Smith 」という値がある2行目を探してください。値「 #2 」は2回目の発生を示します。この行では、セル「3」が値「 11/3/1901 」を持つかどうか、エンジンが確認する必要があります。
値の検証3 |
例6- 最後の行を選択し、埋め込みコントロールに値を入力します。
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エンジンは「 $last 」構文を使ってテーブルの最後の行を検索します。この行には、「 Marc 」を含む「ファーストネーム」、「 Walker 」を含む「姓」、「 12/24/1980 」を含む「誕生日」を入力します。これらのセルにはそれぞれテキストボックスが埋め込まれています。
最後の行への値の入力 |
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「 RowCount 」プロパティは、テーブルに7行あるかどうかを確認するために使用されます。ヘッダーは検索クエリに含まれます。
行数の確認 |
例8- 列のセルの選択
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エンジンは、「姓」の列の行「 2 」に値「 Smith 」が存在するかどうかを検証します。
値の検証 |
例9- セルの値をバッファに保存する
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「 姓」の列の4行目にある値がバッファ「 Buffer1 」に書き込まれます。
「 Buffer1 」のバッファー値 |
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システムは、下の表を使ってセルへのクリックを実行します。
サンプルテーブル FirstEmptyRow 列「2月」は、制御ステアリングの決定列と定義されています。その結果、システムは「 2 月」の列で最初の空セルを探し、「1 月」の列の同じ行の値「 241.10$ 」を含むセルをクリックします。
FirstEmptyRow LastContentRow 列「2月」は、制御ステアリングの決定列と定義されています。その結果、システムは「 2 月」の列で値を含む最後のセルを検索し、「1 月」の列の同じ行の値「 30.00$ 」を含むセルをクリックします。
LastContentRow 複数の決定列の定義 ワークスペースに複数の決定列が存在する場合、 FirstEmptyRow 列は論理積でリンクされ、 LastContentRow 列は論理和でリンクされます。 「1 月」と「2 月」の列は、制御ステアリングの決め手となります。行3では、両列とも空です。従って、システムは「 12 月」の列の「食品」という値を含むセルをクリックします。
複数の決定列を持つ FirstEmptyRow |
例11- 行番号のバッファリング
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RowNumber プロパティを使用して、定義された値が存在するテーブルの行番号を見つけることができます。テーブルの最初の列から値を定義します。 この例では、エンジンは値「 Julia 」の行番号をBuffer_row_ numberに書き込みます。結果は 3 となります。
行番号の値のバッファー |