API Scan にコピーブックのメッセージをインポートする

多くの企業が、管理、ビジネス、財務上の目的で共通ビジネス指向言語(COBOL)ファイルを使用しています。COBOLファイルは複雑であるため、データ構造とその解釈方法に関する情報を含むコピーブック・ファイルを含むことがよくあります。

API Scan を使用すると、顧客情報制御システム(CICS)トランザクションゲートウェイを介して、コピーブックのメッセージを処理し、そのメッセージに含まれる情報を交換することができます。

API Scan のコピーブック

コピーブックファイルには、複数のフィールドとフィールド・グループからなるデータ・レコードが含まれています。コピーブックのメッセージのペイロードを流暢にテキストに翻訳することは不可能です。したがって、 API Scan はペイロードをテーブルビューで表示し、読み取りおよび編集が可能となります。

コピーブックの メッセージの構造とテーブル ビューの詳細情報については、以下を参照してください see chapter "コピーブックのメッセージを読む "

前提条件

API Scan は、 Tosca Commander からコピーブックのファイルをインポートします。API Scan でコピーブックのファイルを読みやすい形式で直接スキャンすることはできません。

API Scan でコピーブックのファイルを使用するには、以下の前提条件を満たしていることを確認してください:

API Scan でコピーブックのメッセージを実行する 

API Scan でコピーブックのメッセージを実行するには、以下の手順に従います:

  1. Tosca コマンダー内で、メッセージを含むモジュールを選択してください。複数のModulesを選択するには、 Ctrl キーを押し続けます。

  2. API Testing メニューに切り替えます。

  3. API Scan にエクスポートするには、 API Scan をクリックし、ドロップダウン メニューから選択した Modulesを開くを選択します。
    API Scan を開き、インポートしたコピーブックのメッセージを表示します。

API Scan にインポートされたコピーブックのメッセージ

  1. 必要に応じて、エンドポイントフィールドの接続を変更します。

    エンドポイントは、ホストの名前またはIPアドレスとポートをコロンで区切って指定します。例: 10.100.16.90:11000

  2. 任意で、 検証をクリックし、ドロップダウンメニューから CICS を検証を選択してください。これにより、ペイロードを検証し、誤ったコピーブックのメッセージを確認することができます。

  3. メッセージを送信するには、 実行をクリックするか、 Enter キーを押してください。