Salesforce フォルダ

標準モジュール >; エンジン >; Html の Salesforce フォルダには、モジュール SfWaitForBusyIndicator が含まれています。

モジュール SfWaitForBusyIndicator を使用すると、 Salesforce のデフォルトまたはカスタムのビジーインジケータが画面に表示されている間、テストの実行を一時停止することができます。テストの実行は、ビジー状態表示が消えた後も継続されます。これにより、テストの実行が再開される前にアプリケーションがすべてのコントロールを読み込み、ビジー 状態表示のある保留中の操作がすべて完了することが保証されます。

以下のモジュール属性を持っています:

ModuleAttribute

説明

CssClasses

この モジュール属性はオプションとなっています。

CSSクラスは、待機要素を識別するために使用されます。SfWaitForBusyIndicator は、 CssClassで指定された要素が消えるまで待機します。

Salesforce上のビジー状態表示がカスタム CSS クラスを使用している場合は、CSS クラスの名前を入力します。例えば、 .customBusyIndicator のようになります。

ビジー状態表示が複数のCSSクラスを使用している場合は、それらをコンマで区切ってください。例えば、 .customBusyIndicatorCircle, .customBusyIndicatorLocal のようになります。

CSSクラスを指定すると、ToscaはデフォルトCSSクラスとカスタムCSSクラスを検索します。

タイムアウト

この モジュール属性はオプションとなっています。

SfWaitForBusyIndicator のタイムアウトをミリ秒単位で定義します。デフォルト値は30000、つまり30秒です。

タイムアウトの値を入力しない場合、Tosca は WaitOnの間、同期タイムアウトの設定で定義した時間、待機します。

WaitOnの間に同期のタイムアウトの値を定義していない場合、タイムアウトのデフォルト値が考慮されます。

ContinueOnFailure

この モジュール属性はオプションとなっています。

TRUE または空に設定した場合、テスト ステップは成功し、タイムアウトまたはその他の障害が発生してもテストの実行は続行されます。

False に設定した場合、タイムアウトの値を超過するとテストの実行は失敗となります。

この例は、複数のカスタムCSSクラス.customBusyIndicator_1、.customBusyIndicator_2 を使用する場合です。そのためには、次のアクションを実行します:

  • CssClasses のモジュール属性には、フィールドに .customBusyIndicator_1、.customBusyIndicator_2 と入力します。

  • タイムアウトのモジュール属性には、フィールドのタイムアウトに 60000 を設定します。この場合、テストの実行は60秒間待機します。

  • ContinueOnFailure のモジュール属性には、フィールドに False と入力します。

テストケース内のSfWaitForBusyIndicator モジュール