サブセットのテストケーステンプレートを使用する

Tosca Data IntegrityModulesAnd Samples.tsu サブセットのテストケーステンプレートは、データ整合性テストの基礎となります。DI Wizard を実行すると、ウィザードがそれぞれのテンプレートを使用してテストケースを作成します。

例として、データベーステーブルでフィールドテストを実行したい場合は、「フィールドテスト 」->; 「シングルデータベーステーブル」のテストケーステンプレートを使用する必要があります。

_DI Templates フォルダのテストケーステンプレート

提供されているテストケーステンプレートを使用したくない場合は、独自のテストケーステンプレートを作成することもできます。

既存のテンプレートを使用

データ整合性テストにテストケーステンプレートを使用するには、以下の手順に従ってください。

  1. _DI Templates フォルダに新しいTestCasesフォルダを作成します。

  2. _DI Templates フォルダから使用したいテストケーステンプレートを切り取り、新しく作成したTestCasesフォルダに貼り付けます。

    あるいは、テストケーステンプレートをテストケースフォルダにコピー&ペーストすることもできます。この場合、ウィザードでどのテンプレートを選択すればよいかわかるように、テンプレート名を変更する必要があります。

  1. データベースのニーズに応じてSQL文を修正します。

    例えば、以下のスクリーンショットは、MS SQLデータベース用のSQL文を示しています。Oracle データベースをテストする場合は、「 DATALENGTH 」を「 LENGTH 」に変更する必要があります。

最小の長さのテストケーステンプレートのSQL 文

接続を設定する

以下のいずれかの方法で、テストケース の接続を設定できます。

  • DI Wizard で接続を定義します。

    DIWizardConnection 」プロパティで、ソース接続かターゲット接続かを定義するだけです。テンプレートの接続は空のまま、ActionModeが「 Input 」に設定されます。Tosca DI は、ウィザードで定義した接続を使用して、テストステップに適切な値を入力します。

  • テストケーステンプレートで使用する接続を定義します。その後データ整合性が自動的に接続をテストケースにコピーします。

テストケースの作成

テストケーステンプレートを適応したら、ウィザードを実行し、テストケースを作成します。

これを行うには、新しい「データ整合性」フォルダを作成し、このフォルダ上でそれぞれのウィザードを実行します。